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知人、友人の車を運転する。

愛車を絶対に他人には運転させない人もいますが、知り合いの車を運転することはそんなにレアなケースではありません。

もし、友人の車を運転中に事故を起こしてしまったら……。

謝るのはもちろんのことですが、この場合の自動車保険の適用はどのようになるのでしょうか?

自動車に掛けられている保険を使う

事故を起こした自動車に掛けられている保険、つまり友人が加入している保険を使うことができます。

友人に保険を使って自己負担分を減らしてもらい、保険を使ったことで上がった保険料の差額を支払えば良いと思いがち。しかし、これはそんなに単純な話ではありません。

ノンフリート等級は、事故を起こして保険を使えば、翌年3等級ダウンします。無事故だと翌年1等級アップします。4等級の差によって生じる保険料の差額を支払うのですが、期間は無期限です。

自己負担を一括で支払えなかったり、高額で保険料の差額を払ったほうが安くなったりするのであれば、友人にお願いすれば良いと思います。しかし、とりあえずは支払いを回避したいと軽く考えるのであれば、この選択肢はとらないほうが良いでしょう。

運転者(自分)が加入している保険を使う

車は借り物であっても、自分が加入している自動車保険を使えるケースがあります。

例えば「ドライバー保険」。これは、自動車にではなく、運転者に掛ける保険です。

友人の車だけでなく、レンタカーやカーシェアリングを利用して事故を起こした場合にも補償されます。対人・対物、搭乗者傷害、人身傷害補償保険といったところを補償内容としている損保会社が多いですね。

他車運転危険担保特約」でも、同様の場合に保険を使うことができます。

「他車運転危険担保特約」とは、臨時に借りた車を運転中に対人・対物賠償事故を起こして賠償責任が生じたとき、自分が加入している自動車保険に対人・対物賠償保険が付帯されていれば自分の保険から保険金を支払ってもらうことができる特約。一般的な自動車保険では、自動で付帯されていることが多いです。

注意したいのは、対人・対物といった事故の相手方ではなく、友人から借りた車を修理する場合。運転者と車の所有者、ともに車両保険に加入している必要があります。

ドライバー保険や他車運転危険担保特約が適用されない場合

ドライバー保険や他車運転危険担保特約が適用されないケースがあります。それは、記名被保険者やその配偶者、これらの同居の親族が所有、使用する自動車で事故を起こした場合です。

このケースでは「借りた車」に含まれず、補償の対象外となります。臨時で借りた場合に限って補償されることもありますが、普段から恒常的に借りている場合には他車運転危険担保特約は適用されません。

保険の対象者が、車の所有者の承諾を得ずに運転した場合も補償されません。さらに、社用車や営業用車両、緑ナンバーの車や2トン超のトラック、建設車両なども補償対象外となるので注意しましょう。

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