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業者の押し売りや電話勧誘によって無理やり商品買わされた。そういう事態から消費者を守るためにクーリング・オフ制度があります。

自動車保険の場合でも、契約してから後悔するケースはあるでしょう。別の損保会社のほうが保険料が安いとか、不必要な保険・特約が付いているとか、補償内容が不十分だとか。

では、自動車保険でもクーリング・オフを行うことができるのでしょうか?

クーリング・オフとは

クーリング・オフとは、契約後一定期間、無条件で契約を解除できる制度。「クーリング・オフ=頭を冷やす」という言葉どおり、冷静に考え直す猶予を消費者に与える制度です。

クーリング・オフ制度が適用される販売形態やその適用期間は以下のとおり。

  • 訪問販売 8日間
  • 電話勧誘販売 8日間
  • 連鎖販売取引 20日間
  • 特定継続的役務提供 8日間
  • 業務提供誘引販売取引 20日間

特定商取引法で、マルチ商法は「連鎖販売取引」、内職商法は「業務提供誘引販売取引」と呼ばれ、20日間はクーリング・オフが可能。また、訪問販売は業者による家庭への訪問販売などを言い、自分が店舗に訪れて購入した商品はクーリング・オフできません。

また、通信販売では基本的にクーリング・オフによる契約解除は不可能です。通信販売には、インターネット販売やカタログやテレビCMからの電話注文、郵送での注文が含まれます。

自動車保険の場合

ダイレクト(通販型)自動車保険は通信販売に当りますから、クーリング・オフ制度は適用されません。

しかし、保険業法でクーリング・オフと同様の制度があります。生命・損害保険契約の場合は、保険業法309条で「店舗外での、契約期間1年を超える生命保険・損害保険・傷害疾病定額保険契約(共済も含む)」について、契約解除が可能となります。猶予期間は、契約締結から8日間です。つまり、インターネットやFAXなどで申込む自動車保険の場合は、複数年契約であれば8日間に限り解約することができます。

損保会社によっては独自にクーリング・オフ制度を設けている会社もあります。例えば、チューリッヒやイーデザイン損保は8日間以内であれば、契約期間は関係ありません。

【参考】
クーリングオフについて|チューリッヒのスーパー自動車保険
商品・サービスについて | イーデザイン損保(PDFファイル・P.38)

基本的にはクーリング・オフはできないものだと考えておくほうが良いでしょう。ですから、契約前に複数社の見積もりをとって、比較検討をしっかりと行う必要があると思います。

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